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2015/08/01

コメント

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玉山

moriさま
丁寧なコメントをいただき、感謝しております。為政者は人々の上に立つ者ですが、下々とは信頼関係で結ばれていなくてはなりません。それを自己都合で政策決定すると、信頼は崩れますよね。現代の我が国が抱える問題についても、情報を吟味する力が、私たちにも求められていると感じました。ありがとうございました。

mori

NHKの新日本紀行を見ていると、郡上八幡では昔大きな一揆があったとナレーションがあり、Wikipediaを読むと、幕府の重役が処分されるほどの騒ぎだったとの詳しい説明があります。長い文章ですが、引き込まれて読んでしまいました。一揆を主導する派も一揆を避けようとする派も金森藩が改易となり浪人となった藩士たちもそれぞれに辛い立場であることがひしひしと伝わってきました。文章は事実を淡々と述べられているのですが、小説のように引き込まれます。

藩としては今以上の収入が欲しいが、農民の側は病虫害、日照り、長雨、冷害など様々な要因で凶作になり、年貢が納められない。日本全国で百姓一揆が起きるのは当然のようです。島原の乱も原因は過酷な年貢の取り立てであったため、藩主は切腹ではなく打ち首になった聞きました。
私の田舎はどうか、と調べると因伯一揆という大きい一揆の説明があります。

これまでは江戸時代はすばらしい時代だと思っていました。 寺子屋は現代の小学校以上の比率で存在し、明治維新の原動力となったであろうし、お茶、お花、歌舞伎、俳句、川柳、浄瑠璃、浮世絵、落語、浪曲など庶民文化が花開いたし、寿司、うどん、そば、てんぷらなどなど日本料理は江戸時代にできたと聞きました。
しかし、農民のことを考えると、藩が暴力的に年貢を集め、米が集まる大阪や江戸など都市は米の消費地のため、江戸文化が花開いたはなやかな面と、逆に田舎の大半は奴隷的な農民生活があったと思います。

現代の若者がチャラチャラした生活をしているのを見ると、これは許されることだろうか、と考えてしまいます。 アジア、アフリカの若者、中南米や東欧など不幸な人々はたくさんいます。 食料自給率40%の現代の日本は虚構の中の繁栄ではないだろうか、と考えたりします。
貿易戦争の影響で経済が破たんすれば、日本人はお取り潰しになった藩士のように突然乞食の生活をしなくてはならないのではないでしょうか。

玉山

moriさま
松本藩の一揆について詳しく教えてくださり、ありがとうございました。とても勉強になります。経済と暮らし、現代にも通じることが多々あることが分かりました。

mori

10月4日に松本市の近くにある貞享義民記念館へ行ってきました。 建設から30年経過して今では行く人がいないようでした。 資料がたくさん残っていてじっくり読むほどの余裕はありませんでした。勿論、古文書は読めません。なぜ、これほど苦しみがあったのかと考えました。

昔は農薬もなく、冷害や長雨、病気や害虫で豊作より凶作の方が多かったのではないかと思います。 藩の側も農民からの年貢に依存しているため年貢が減るのは困る。現代サラリーマンのように昇格昇給がない。家柄身分で石高は一定。江戸時代でも次々と新製品の絹織物、輪島塗の漆器など欲しい物は次々と出てくる。家の修理は必要だし、子供の養育費も必要。幕府の要求で参勤交代で支出が増える。 年貢を増やしたい。

太閤見地で村の石高が明確にされているから、藩は一石を三斗五升に増して農民に増税した。 これでは農民は生きていけないと百姓一揆が起きるのは当然であった。
藩主に代わって城を預かる家老は責任上一揆を収めねばならない。 その後、誰が扇動したかを代官に問い詰めれば、結局は農民を代弁する庄屋と藩の側を代行する組手代の対立の構図となる。
16歳の娘まで殺害した残忍さは、普段から組手代に従わない庄屋を徹底して極刑のしたものと思う。現代でも対立やいじめは地位が接近して利害関係がある者同士となる。軍隊でも、現在の企業でも同じである。
詳細は違うのですが、百姓一揆は松本藩も姫路藩も生きるか死ぬかの年貢を間に置いた経済闘争の印象を受けます。 

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