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庄原市立庄原小学校の校歌は,倉田百三の作詞である。百三の晩年,昭和十七年の作だ。
「春は上野か秋去れど国兼池の紅葉狩り」と歌われるように,上野池の桜は今でも美しい。池のほとりに百三の文学碑がある。その文は『愛と認識との出発』が描くような美的世界だ。
この夕奇しき寂寥の情調に もの皆は首を垂れて白く愁ふ
日中戦争の頃から,百三は『祖国への愛と認識』を著すなど,日本主義的な傾向が強まっていく。庄原小学校の校歌にも「宿るは日本の大自覚」との歌詞があったが,今は省略されているようだ。
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