中華人民共和国中央人民政府今天成立了!と毛沢東が宣言してから60年になった。
中華人民共和国北京市東城区に「天安門」がある。今夏に訪れた時には久しぶりの化粧直しで足場が組まれていた。10月1日の記念式典に向けて念入りに作業が行われていたはずだ。毛沢東の肖像画だけは見ることができ,遠来の客人は満足したのであった。
セキュリティには厳しく空港の荷物検査のようにチェックがあった。ここは国家を象徴する場所だ。皇帝,あるいは毛主席のつくった政府が如何に偉大であるかは,その大きさを見るだけで実感できる。高層ビルなど巨大建造物を見慣れた現代人でさえそう思う,況や昔の人をや。
この門は1651年の建造だという。それだけでも歴史的だが,この門を舞台に現代においても歴史が創り続けられている。さすがは中国四千年の歴史,厚みが違う。
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