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この7月の世界水泳で日本は9個のメダルを獲得したが、飛込競技はオリンピックを含めメダルを獲得したことがないそうだ。それでも、女子高飛び込みで板橋美波選手がリオ五輪で8位、世界水泳で7位と順調で、東京五輪での活躍に期待がかかっている。
その高飛び込みは高さが10mである。それ以上の高さから子どもたちが飛び込む場所があると聞いたので行ってみた。
郡上市八幡町の北町と南町とを結ぶ新橋周辺は、「吉田川の川遊び」として、平成8年に環境省選定「残したい“日本の音風景100選”」に選ばれた。
写真は春なので誰も遊んでいないが、夏になると子どもたちが川遊びをする。泳いだり魚を獲ったり、いろいろな遊びをするが、中でも難易度が高いのが飛び込みだ。低い岩から練習して、最後は新橋から飛び込む。約12mの高さがあり、同じ眺めでも下からと上からとでは全く違って見える。
確かにおっしゃるとおりで、実際に死亡事故もある。私の育った場所にももちろん川があるが、危ないから近付くなと言われていた。というか、きれいではなかったので、泳ぐ気にもならなかった。だから、川で泳ぐとか、ましてや飛び込むなど、想像を絶する危険行為に思える。そんな人は飛び込むな、と看板は警告しているのだ。
だが、郡上八幡の子どもたちは、上の学年の子に指導されて、だんだんと川遊びの技術を高めるのだという。何が危険かを体験を通して学んでいく。郡上八幡の子どもたちは、本当の生きる力があるのだ。郡上かるたの「と」の読み札は「とびこみ挑戦 吉田川」。私も郡上八幡に生まれていたら、できるようになっただろうか。
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